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「足を組んだり、横に座ったりは同じ方向で、逆の方向はすわれないんです。骨盤のねじり、筋肉のバランスがくずれている。それがこの運動を3週間つづけると左右すわれるようになります。一日1分運動すると、立った時の感覚が全然違います」
先生の目指す方向を伺った
「足云々ではなく、一般の人に、体のこと『健康ってなんなんだ?』ということを知ってもらって、その中で足に注目してもらってそこからいろんな問題が起きてくるんだよということに気づいてもらえたらと思います。
人間本来の姿は、自然とかかわりながら自分の足を使うことだと思うんです。
そのことをいろんな環境の中で失ってきている。そのためにいろいろな身体の問題がおきてきている。 だから、人間本来の姿をとりもどすために、自分がどういう状態であるのかをきちっと認識して、それをどうしていくのかを一人一人が心がけて、日本中の人達が健康になってもらえるひとつのきっかけになればいいなと思います。
あとは自分の研究としては、骨盤の歪みからいろんな体の調子の悪さが出てきている。
これがどうしてかと考えると、なんとなくわかっているのは、内蔵のコントロールは中枢の脊髄が行っています。
背骨の歪みにより、椎骨間の間隔が広くなったり狭くなったりすると、そこを通っている神経が圧迫されて本来の神経伝達が充分なされなくなります。
すると内蔵の働きが悪くなる。
痛みではないが、なんとなく調子が悪いとか、消化が悪いなどの症状がおきて、呼吸や血圧にも影響してきます。
足の裏からそういった症状を見ていければそれにこしたことはないのかなと思います。
例えば、何番目かの椎骨が歪んでいたら、ここの部分(内蔵)が悪いですよということを足から探れればいいなというのが僕の理想です。
人間の体は筋肉があって、血液が流れていて、神経があって人の形になっている。そこにちょっとした歪みだとか圧迫が健康を害し、身体の障害を引き起こす。それを見ていきたいなと思っています。
基本的には僕は、
『人間は背骨を中心にして左右バランスがとれていることが一番健康!』
と考えています」
病気になる前に骨がまっすぐだったら、いろんな病気が半減するのだろうか?
その質問に先生は力強く答えてくれた。
「僕は足の圧力から研究し始めて、まさしくそうだなと感じています」
今、昔なかった病気があるのは、人間が自然から少しはなれてしまったせいなのだろうか? 二足直立歩行ができるのは人間だけである。 足を使って、しっかりと大地を踏みしめたい。
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