ロハス・健康・環境を考える【ビアス】
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vol.6インタビュー はかり知れない「足の力」!あなたのすべては足に支えれられている!新しいスタートの時期だからこそ、まずは足下を見直してみませんか?
インタビュー 桜美林大学 健康心理学科・人間科学専攻教授 阿久根 英昭さん

※ 阿久根マジック

運動の説明

【1】受者(脚長差を調整される人)は、仰向けに寝て両膝を揃えて立てます。術者(行なう人)は、足のほうに位置して正座します。このとき、片膝を立ててもかまいません(5秒間)

【2】術者は、両膝に手をあて、揃えた膝を外側から内側に押します。それに対して受者は、膝を外側に開くように力を入れます。このとき術者は、膝が開かないようにしっかりと押します。これを、2回から3回繰り返します(5秒間)
【3】受者は、握り拳2つくらい膝を開き、外側に開くように力を入れます。術者は、外側から内側へ力を入れます。そのとき術者は、握り拳2つ分の間隔を保持します(5秒間)
【4】受者は、握り拳4つ分開いて、【2】【3】と同様に外側に開きます。術者も同様に行ないます(5秒間)
【5】受者は、膝を4つ分開いたままで、今度は膝を内側に閉じるように力を入れます。術者は、開いた膝の内側に肘をあて、その間隔を保持するようにします(5秒間)
【6】次に受者は、握り拳2つ分開きます。そして、術者は、右左の握り拳を膝の間に入れて、【5】と同様に行ないます(5秒間)
【7】受者は、両膝をつけて内側に閉じるように力を入れます。約1分間で誰にでも簡単に行なうことができますので、1日何度でも時間があればできるだけ多く行なってください。
※著者『足力』スキージャーナル出版 参照
「足を組んだり、横に座ったりは同じ方向で、逆の方向はすわれないんです。骨盤のねじり、筋肉のバランスがくずれている。それがこの運動を3週間つづけると左右すわれるようになります。一日1分運動すると、立った時の感覚が全然違います」

先生の目指す方向を伺った

「足云々ではなく、一般の人に、体のこと『健康ってなんなんだ?』ということを知ってもらって、その中で足に注目してもらってそこからいろんな問題が起きてくるんだよということに気づいてもらえたらと思います。
人間本来の姿は、自然とかかわりながら自分の足を使うことだと思うんです。
そのことをいろんな環境の中で失ってきている。そのためにいろいろな身体の問題がおきてきている。 だから、人間本来の姿をとりもどすために、自分がどういう状態であるのかをきちっと認識して、それをどうしていくのかを一人一人が心がけて、日本中の人達が健康になってもらえるひとつのきっかけになればいいなと思います。
あとは自分の研究としては、骨盤の歪みからいろんな体の調子の悪さが出てきている。

これがどうしてかと考えると、なんとなくわかっているのは、内蔵のコントロールは中枢の脊髄が行っています。
背骨の歪みにより、椎骨間の間隔が広くなったり狭くなったりすると、そこを通っている神経が圧迫されて本来の神経伝達が充分なされなくなります。
すると内蔵の働きが悪くなる。
痛みではないが、なんとなく調子が悪いとか、消化が悪いなどの症状がおきて、呼吸や血圧にも影響してきます。
足の裏からそういった症状を見ていければそれにこしたことはないのかなと思います。

例えば、何番目かの椎骨が歪んでいたら、ここの部分(内蔵)が悪いですよということを足から探れればいいなというのが僕の理想です。
人間の体は筋肉があって、血液が流れていて、神経があって人の形になっている。そこにちょっとした歪みだとか圧迫が健康を害し、身体の障害を引き起こす。それを見ていきたいなと思っています。

基本的には僕は、
『人間は背骨を中心にして左右バランスがとれていることが一番健康!』
と考えています」

病気になる前に骨がまっすぐだったら、いろんな病気が半減するのだろうか?
その質問に先生は力強く答えてくれた。

「僕は足の圧力から研究し始めて、まさしくそうだなと感じています」

今、昔なかった病気があるのは、人間が自然から少しはなれてしまったせいなのだろうか? 二足直立歩行ができるのは人間だけである。 足を使って、しっかりと大地を踏みしめたい。

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阿久根 英昭(あくね ひであき)
1950年、鹿児島県に生まれる。
1973年、日本体育大学体育学部武道学科卒業
足裏における土踏まずの形成と運動能力、健康状態との関係に注目、研究を行っている。
「足の健康科学」の権威として、テレビ・雑誌等でも活躍中。
現在、桜美林大学健康心理学科・人間科学専攻(大学院)教授、桜美林大学スポーツ健康科学センター長、日本エコーウォーカソン協会理事・実行副委員長。
著書に『いま子供たちの足の裏が危ない』(主婦の友社)、『体育概説』(芳文館)、『足力』(スキージャーナル)などがある。
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