先生は、
「これにのれば、骨盤や背骨の歪み、ねじれはおろか、顔の歪みやねじれまでわかります」
という足底圧力測定装置を自ら開発し、足の裏から健康を見続けてきた。その数ざっと5万本。
今回,インタビューした私の足の裏も惜しげもなく見てくれるということで、そのご好意に甘えてしまったわけなのだが・・・
「ガーン」褒めてもらえず、ショックを受ける私。
しかし先生いわく、「この足の状態は現代人は多いんです」というのだ。
この状態を先生は“踵部加重型”と名付ける。
「踵部加重型は、足の指の圧力がまったく出てこない。僕はこれを浮き指と呼んでいます」と先生。
しかし、どうして現代人のほとんどが、踵部加重型(浮き指)なのだろうか?
「歩いていない、足の裏を鍛えていない、指を使っていないことが原因です。
古来日本人は、ゲタやわらじなど、『鼻緒』を使った履物を愛用してきた。
しかし現代、靴は進歩して、足の指に力を入れなくても歩くのに何の支障もなくなった。日本人は足の指を使うことをしなくなり、指に力が入らなくなってしまったんです」
なるほど、つまりこういうことなのである。
歩かない→おしりの筋肉が鍛えられないし姿勢も悪い→重心がかかとよりになる→転倒→それをカバーするために首が前へ出る→猫背の若者増加
うそのような、ほんとのような、わかりやすい悪循環なのだ。
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