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vol5インタビュー 自分で使う電力は自分で選ぶ!これまでの”電力”とこれからの”グリーン電力”あなたならどちらを選ぶ?最近、耳にする”グリ−ン電力”。これまでの発電方法から、より環境に優しい方法へ切り替えていく一つの方法。はたしてどんなものなのか?また、私たちでも取り入れられるのか?グリーン電力の入門編、一挙紹介!
インタビュー 環境エネルギー政策研究所副所(ISEP)副所長 大林ミカさん

さて、そんなこれから注目の「グリーン電力」だが、この環境エネルギー政策研究所(ISEP)というのはどんな組織なのか伺った。

「地球温暖化やエネルギ−問題に取り組む環境活動家や専門家たちによって設立された組織で、エネルギーシナリオを作って政策提言をしたり、みんなのグリーン電力(http://www.greenpower.jp/)いうサイトを提供しています。
ビジネスセクターや自治体に対して持続可能なエネルギーのビジネスモデルや、政策を提案しています」

ー 大林さんはどのような経緯でこちらに?

副所長の大林さんは、沖縄で海を見ながらのんびり暮らしたいと願いながら、朝から晩まで今後のプログラムについて会議をしたり、準備をしたりと多忙。かつ英語堪能な女性である。以前は英会話の講師だったという。

小倉で生まれ育ち、原爆について子供の頃から教育を受けた。そのためかチエルノブィリの原発事故はすごくショックだっだという。
汚染された食べ物を、汚染に全く関与していない被害者側の人間が口にせざるをえない現実がやるせなかった。

また小倉は在日朝鮮人の人が多く、差別という問題がすごく身近にあった。
英会話の講師を辞めた後、出産を機に「お金と対価でない仕事がしたい!」と8年前、脱原発をめざした市民科学者、高木仁三郎(原子力資料情報室http://cnic.jp)の団体に所属し、調査研究、生活提言に力を尽くした。その後現在の仕事に就職。
差別のない、皆が安心して暮らせる社会の実現を目指して、明るい笑顔を振る舞いながら今日も元気な声がオフィスに響き渡る。

ISEP は、1997年から今にかけて日本にグリーン電力の種を蒔き、自然エネルギーの普及をインプットしてきた人々が集まって2000年に作った団体である。
市民風車のスキーム作りに関わり、自然エネルギー市民ファンドの設立にも協力、市民の風車建設を支援している。現在会員募集中なので、興味のある方はホームページhttp://www.isep.or.jpを覗いて欲しい。

ーそんな志を同じくする仲間がいて、このようなプログラムが生まれて、そして世界に広がっていくなんてステキですね。

ISEPは、今ふたつの政策提言を考えているという。

「ひとつは、グリーン電力と他の制度がミックスされていかないといけないということです。
グリーン電力を購入し、使うことが市場できちっと評価されることが大事です。
今のままだとグリーン電力を購入することは寄付扱いなので、大企業は毎年取締役会議にかけないといけない。それは手間がかかることなので、そういった政府の制度をクリアしたいです。
もうひとつは、省エネルギー法です。これは企業が省エネルギーをしたらカウントされるのですが、グリーン電力はカウントされません。そこを改善したい。
環境に対しお金を払うことを認めていないのを是正したいですね。空気は無料じゃない、それを制度として政策ポリシーに入れていきたいです」

今後の予定を伺った。

1、 証書のキャンペーンをしてより多くの人にグリーン電力の価値をわかってもらう。

2、 海外とのつながり
日本では、他にエネルギーの政策提言専門にしたNGOはない。調査や研究、組織だった政策提言を行っていきたい。
新しい形の独立した機関として、数々の選択肢を提供していく。それを確立していきたい。

3、 国内における啓発
日本は、エネルギー政策に関して世界の潮流から20年遅れている。
ISEPは、自治体や市民が率先してエネルギー政策に飛び込んでいけるような道をつけていきたい。

●最終的目標
ISEPは、エネルギーが社会を形づくると考える。
風車を建てたりすることがISEPの目的ではない。
『持続可能な社会』が一番の目的
差別のない安心して暮らせる社会。そういった社会をエネルギ−政策を通じて実現していく。

電気を選ぶ。
そんなところにもエコがあるなんて知らなかった。
今日もどこかで風が吹き、市民風車は回るのだろう。

関連サイト

みんなのグリーン電力
http://www.greenpower.jp

自然エネルギー市民ファンド
http://www.greenfund.jp

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