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「今、社会全体が病気なんです。高度経済成長で商業主義の過剰な部分が露出して世が暴走してしまった。
非電化製品は、大量に造って大量に売るという世の中に対してのアンチテーゼ(正反対のもの)なんです。
大企業が電化製品をどんどん作って、コマーシャルで消費者の意欲をかきたてどんどん売る。それは経済効果が生まれて悪いことじゃないけれど、それが唯一というのが問題なんです。だから私は選択肢のひとつとして非電化製品を提案するんです」
また、発展途上の国々が、先進国並に電力を消費するようになった時、地球環境はパンクするだろうと藤村さんは考える。
どうしたらいいのか、何かできることはないのか・・・
そこで生まれたのが「非電化時代」という壮大なテーマだった。
エネルギーの使いすぎという環境問題の原点に戻り、そこから状況を変えていくことこそが発明家にとって本当の使命なのでは?
その思いが、今日も藤村さんに非電化製品を作らせる。 |