
|
 |
「オーガニック・マーケット」と聞くと、みなさんはどのようなことを想像されますか?
カラダにも自然にもやさしくて、つくった人の顔が見える…、そんなことをお思いになられることでしょう。
今回の「スタッフこれやりました」は、オーガニック・マーケットの舞台裏を垣間見たお話です。とは言うものの、実際に畑へ出かけてみましたのではなく、先月からオーガニック・マーケットのマザーズが開講している「有機経済講座」へ聴講生として参加していることから、そのリポートをかねてお伝えします。
この「有機経済講座」はオーガニック・マーケットのマザーズが主催する講座です。この講座はオーガニック・アドバイザーの前身となるもの。オーガニック・アドバイザーとは、村と街、生産者と消費者を有機農業によって結びつけをする人材をさします。有機農業を促進し、農村部を活性化することを“村づくり”、オーガニックマーケットの充実をはかり都市部へ紹介すること“街づくり”と称して、それぞれを担う人材を養成します。
その基礎となる講座が「有機経済講座」。まずはオーガニック・マーケットについての理解を深めようというものです。「理解を深めるには、その舞台裏を知ることから」と誰かに言われたこともありますし。
今回の「有機経済講座」は、オーガニック・マーケット・マザーズ代表である小野敏明氏とNPO法人「えがおつなげて」の代表理事である曽野原久司氏の両名が講師です。机上の理想論でなくて、実践されている方々が講義するわけです。
先ほどのオーガニック・マーケットで「カラダにも自然にもやさしくて、つくった人の顔が見える」と思い付いた方は正解。それではその舞台裏はどうなっているのでしょうか。
つくる人(農業)と販売する人(スーパー)の密接な信頼関係があることが、まず必要です。販売する人と買う人の間に「あの店なら信用できる」ということは「どこで、どのようにつくられたか」ということが問われます。そして品揃えがしっかりしていることが、お店の求心力となります。ただ、いい商品を並べるだけでは、なかなか求心力がつかない。
特に食品に関しては難しい。機能や性能の比較ができませんから。そこで、お店のコンセプトを買う人に伝えなければなりません。そこでお店はどのような方法をとるべきでしょうか?情報公開と啓蒙活動になります。
生産地と生産者のプロフィールはもちろん、それぞれの作物にふさわしい方法で作られてきたかを重視し、その結果を店頭で公開することです。それは長年農業に携わった人の知恵を公開すること。例えば、地域の風土に合わせて種を蒔きして害虫や気候から、どのように作物を守ってきたか―農家の方の知恵の賜物として作物があることを知らせることです。
|
 |