年齢を重ねるほどに、時の経過が早く感じられます。COP3から早3年。
不思議と思わず受け入れてきたこの感覚に、ちょっと疑問が生まれました。
昔の人達も、そうだったのだろうかと。
技術革新至上主義とでも言うべき現代科学技術は、自然を克服し人類に平穏をもたらすことを大義としてきましたが、結果は皮肉なことに、大量生産・大量消費の使い捨て時代を推し進め、果ては地球温暖化に起因する自然災害の多発を招いているのが現状です。
そんな中、待ち望んだ「京都議定書」が2月16日、発効しました。
これまでのおざなりな対策がたたって、CO2の排出量は、京都会議の97年当時より8%も増加し90年比―14%が国際公約達成の為の条件です。これは一週間を6日分の化石エネルギーで暮らすという数字となり、個人に禁欲的な生活を強いることなく達成するには、社会的な無駄を徹底的にリストラし、ライフスタイルの転換を促す新しいシステムを創りだすことが求められています。
こうした考えから、私も委員として関わった‘03年策定の「長野県地球温暖化防止県民計画」では、コンビニの24時間営業の見直しと、飲料用自販機の半減を謳ったのです。そんな中、以下の記事が私の目を惹きました。
去る2月14日号の「日経ビジネス・常識越え先手を打つ」によれば、ローソンの新浪社長が「24時間営業の見直しを語ると日本フランチャイズチェーン協会は反発、ローソンは謝れって言われた」とあったのです。一方、ローソンのインターネットアンケートでは、7割強が見直しを支持。長野でのアンケートでもこうした傾向が見られます。
ローソン開業30周年。コンビニに代表されるこの国の大量消費の歪は、ローソンに限ってみても、「経常利益に相当する500億円の弁当類がゴミと化している」と言うのですから、こうした基本体質に自らメスを入れようとする動きに拍手を送ります。
高度成長期以前、太陽と共に暮らし、いのちの源である食べ物が粗末にされることなど無く、春、夏、秋、冬、自然と向き合い暮らしていた頃の人々は、長かった子ども時代の一日にも似た、今とは違った時間感覚を持っていたように思えてなりません。
コンビニの歴史と共に利便性を求め、時間までも使い捨てにしてきた、この時代から「手仕事のスピード」に還る手始めとして、ローソンのサポーター始めてみませんか。無論、シンデレラタイム限定で。
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